作成日時
Oct 3, 2022 8:43 AM
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orange
概要
参考
サブアイテム
親アイテム
前提条件
- 現実の床とVRの床を一致させる。
Steam VRの場合はルームセットアップ、Meta Questの場合はガーディアンの設定。
これが少しでもずれているとどんなに調整しても綺麗にならない。
フルボディキャリブレーターの手順
- 自分の身長を正しく入力する。
- 腰トラッカーはお腹側につける。
- フルボディキャリブレーターは「トラッカーキャリブレーション」と「アバターキャリブレーション」の2段構えである。
一見面倒だが、一度調整が終われば2度目からはトラッカーキャリブレーションのみでいい。
(VIVEトラッカーを毎回同じ位置につけられる人はトラッカーキャリブレーションもしなくていい)
トラッカーキャリブレーション
- トラッカーキャリブレーションを開始し、赤いガイドモデルに現実の足の位置と角度を合わせる。とにかく足が合っていることが一番重要。
- トリガーを引いて確定。
- 「気を付けの姿勢」をしてみてマネキンの動きが綺麗ならOK。多少の猫背や反り腰は問題ない。左右に曲がっている場合はやり直そう。
その場でTポーズするだけだとズレていることが多いので注意。
アバターキャリブレーション
- 初めてフルトラで使用するアバターはこの設定をする。逆に言えば二度目以降はしなくていい。
- アバターキャリブレーションに移動し、まず直立時にちょうど膝が伸びきるようにスケール補正を調整する。
- 膝が伸びきる位置で頭が引き下げられている場合、腰ターゲットを頭が引き下げられない位置まで上にあげる。
- するとつま先立ちになるが、これが直るまでスケール補正を大きくする。
- これを繰り返していい位置を見つける。
- アバターキャリブレーションの情報はアバターに保存される。完了したら忘れずにインベントリに保存する。
このとき足の前後左右位置は調整して良いが、高さはいじらない。 床に埋めるor浮かすようにして足の伸び具合を調整する方法は静止時は良いが、移動時に足の動きが汚くなる。
以下は問題がある場合の対処法。問題が無いなら必要無い。
首が長いor猫背になる問題の対処
- ユーザーメイドのフルトラ補正ツール「FBT+」で解決する。
この作業は最初の1度だけでいい。
FBT+の使い方
- このURLをNeosの画面にコピペし、出てきたフォルダ内からFBT+ install panelを取り出す。
- 自分のアバターをインスペクターで開き、各フィールドに該当するSlotを指定する。
- Hip/pelvis target positionにHips proxy以下のTargetのPositionを指定する。
neosrec:///U-Kodufan/R-5a10a680-ce4d-431c-9836-9c19e29bee9f
表記がややこしいが、Hip/pelvis proxyはHips proxyのこと。
- Installを押す。
- コンテキストメニューにFBT+が追加される。クリック。
- Enter calibrationをクリック。
- 4つボタンが出てくる。これらのボタンを押して腰の高さを調整する。
- 鏡やカメラの前で「気を付けの姿勢」をとりながら、首が伸びているなら上へ、猫背になるなら下へ、ボタンで調整する。
- いい位置が見つかったら一度コンテキストメニューを閉じ、もう一度開いてFBT+を押し、Fnish Calibrationを押す。コンテキストメニューからFBT+が消えれば完了。
1つめのボタンでどちらに動かすかを表し、残りのボタンが移動ボタン(速度別)。
FBT+の副作用
- FBT+を設定したアバターを3点トラッキングで使用しているとき、アンカーに入ると高さがおかしくなる。
- 3点トラッキングで使用中はHips proxyのドライブを切れば解決する。自動で切り替わってほしいところだが現在その機能はない。